防蟻性能について

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安心安全な防蟻剤 SOUFA

SOUFAは、従来のシロアリのみならず、農薬系防蟻剤に対し強耐性の効かない強耐性のアメリカカンザイシロアリに対しても絶大な効果を発揮する防蟻剤です。現在95%以上の住宅会社が農薬系合成殺虫剤を基礎構造部分に散布しています。農薬系合成殺虫剤は揮発性があるため、人体やペットへの影響も懸念されています。EU主要国ではすでに使用が禁止されている薬剤。それがまだ日本ではシロアリ駆除剤として当然のように使用されているのです。 「口にしても安心安全な防蟻剤」それがSOUFAなのです。

独自の性能

SOUFAは、弊社が独自に開発したホウ酸系防蟻剤です。ホウ酸は昔から「ホウ酸ダンゴ」として害虫などの駆除に使われてきました。一方で、ホウ酸は水に溶けにくい性質を持っているため、木造住宅に利用する防蟻剤としては効果が低く、使われることはありませんでした。しかしこの度、金沢工業大学の露本教授との連携によって特許技術化することに成功。その結果、これまでにない高いホウ酸性防蟻性能を保持した商品として、SOUFAは誕生したのです。

シロアリ対策のホウ酸系防蟻剤の独自の性能:画像1
シロアリ対策のホウ酸系防蟻剤の独自の性能:画像2

アメリカカンザイシロアリにも効果

耐性の強いアメリカカンザイシロアリに対して効果があるのは、現在ホウ酸系防蟻剤のみといわれています。多くの住宅において使用されている農薬系合成殺虫剤では、アメリカカンザイシロアリを死滅させるエビデンスは発表されていません。また、アメリカカンザイシロアリは羽蟻であるため、一般的な防蟻処置である「木造住宅の基礎部分から1mの薬剤塗布処理」では完全に防げません。

耐アメリカカンザイシロアリ性能試験

JIS K 1571:2010に規定する防蟻試験表面処理試験体を用い、10×10×20mmの大きさのスギ辺材試験体に110g/㎡の塗布処理を行なった。
100mlのビーカーでアメリカカンザイシロアリを20頭投入し、6週間保管したところ、未処理の試験体は処理済み試験体の10倍以上の食害を受けた。

シロアリ対策のホウ酸系防蟻剤の効果耐アメリカカンザイシロアリ性能試験:画像1
シロアリ対策のホウ酸系防蟻剤の効果耐アメリカカンザイシロアリ性能試験:画像2

高い安全性

SOUFAの主要成分であるホウ酸は、昆虫やシロアリにとっては毒となりますが、人間に対しては安全とされる成分です。
ホウ酸は腎臓で分解されるため、哺乳類を含む多くの生物が体内に取り込んだとしても、腎臓の機能によって簡単に体外に排出されてしまいます。しかし、腎臓を持たないシロアリにとっては成分を分解することができず死に至ってしまう毒となるわけです。
ホウ酸系防蟻剤は、人間やペットにとっては無害でありながら、シロアリにとっては効果の高い防蟻剤なのです。

シロアリ対策のホウ酸系防蟻剤の高い安全性:画像1
シロアリ対策のホウ酸系防蟻剤の高い安全性:画像2

半永久的な効果

SOUFAは、従来の防蟻剤とは異なり揮発しません。そのため効果は半永久的に持続します。一般的な防蟻剤は、5年程度すると再度施工を実施する必要がありました。しかしながら、SOUFAではその手間もコストも一切かかりません。
「一度の施工で一生の安心を。」それを可能にしたのがSOUFAの魅力なのです。

SOUFAは(公社)日本木材保存協会の優良木材保存剤として認定を取得しています。

シロアリ対策のホウ酸系防蟻剤の半永久的な効果

ホウ酸塩をNa/B 比0.22 とすることで20℃で5.24mol/kg まで溶解可能。
蒸発乾固で非晶質塩が生成。非晶質塩は発泡体状。
その非晶質塩は20℃で容易に再溶解。
80℃では24.1mol/kg まで溶解可能。